もうすぐ、園庭改造が始まります。 園庭ニュースで、園庭や菜園、果樹園での出来ごとなどあれこれを、お伝えしていきたいと思います。。 「私たちの目指すこと」 自然体験(園庭)が育むもの | 生き物の中で、「こんなに子ども時代が長いのは、人間だけ」なのではないでしょうか。 人は長い子ども時代があるからこそ、高度な機能をもつことができたのだと思われます。 どんなに、この子ども時代が大切であるかがわかります。 この子ども時代に、神経系(脳)や身体系が著しく発達していきます。 脳の発達にも順序があり、神経系も健やかにしっかりと育つ必要があります。 健やかにしっかりと育てるためには、愛情、睡眠、運動、栄養、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)、その他の感覚などからの、身体で受け取る直接的な刺激が必要であることは、脳科学の分野でもわかっています。 | また、子どもの学びの姿は大人とは違っています。 身体で試して、感じて、考えて体得していくことが子どもの学びの姿です。 それは、「遊び」そのものです。 心惹かれるものを見つけ、身体を使っておもいきり遊ぶこと、夢中になって遊ぶことです。 試す、感じる、考えるのは子ども自身。子ども自ら「やってみたい」「知りたい」遊びでないと意味がありません。 意欲(好奇心)は、自らわくものです。 その経験(遊び)が人の発達には必要であり、その経験(遊び)をするための子ども時代とも言えます。 | |
この子ども時代、存分に遊べる時間と、環境を保障することが求められます。 その最良の環境こそが、「自然」だと言えます。 「自然」は、子どもの知的好奇心が引き出される良質な刺激にあふれています。 様々な感覚を総動員して、感じ、試し、考え、創造し、外界との適応も学び取っていきます。 その身体を使った直接的な刺激こそが、脳神経系を発達させていくのです。 そしてまた現在、気候変動が著しく、地球の温暖化も進んできています。 私たちが暮らすこの地球を守り、持続可能な社会を築いていくことが、これからますます求められ、そのためには、どれだけの自然観をもっているかが問われます。 自然に対する洞察力、畏敬の気持ちや愛情が育っていってくれることを願っています。 毎日の身近な自然こそが、毎日遊べる「園庭」です。 そんな園庭を目指していきたいと思います。 先に行いました「園庭改造の説明会」ではもっと詳しく、そして具体的にどう改造していく計画があるのかなどをお伝えしました。 その「説明会」の内容も、このブログでお伝えしていきます。 引き続き見ていっていただければと思います。
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